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Mr.ビッグ(ミスター・ビッグ、Mr.Big)は、SNK(SNKプレイモア)の対戦型格闘ゲーム『龍虎の拳』や『ザ・キング・オブ・ファイターズ』などに登場する架空の人物。 == キャラクター設定 == サウスタウンを牛耳る「ある組織」のボスで、『龍虎の拳』(以下初代『龍虎』と表記)におけるユリ・サカザキ誘拐事件の首謀者。その目的はユリの父である無敵の格闘家のタクマ・サカザキを手中にすることであり、これは『龍虎の拳2』(以下『龍虎2』と表記)のオープニングデモで明らかになっている。後にユリが自分のプロフィールで嫌いな物に「タコ」を挙げているのは、この誘拐事件が原因だとされている(タコ=スキンヘッド=Mr.ビッグと認識してしまうため)。 元は特殊部隊の人間だったが、作戦に違反して墜落してしまったジョン・クローリーを助けたことで特殊部隊を追いやられた。戦闘においては特殊部隊時代に培ったとされる、2本の短い棍を使った棒術で戦う。本名が「ジェームス」であること以外の経歴については謎が多い。過去に自身を養った孤児院に対して恩を感じて匿名での寄付を続けている一面もある。 組織内で若くして頭角を現しつつあるギース・ハワードとは同僚であり、敵対関係でもある。『龍虎2』では大会の主催者であるギースの面目を潰すため、参加者を手当たり次第に闇討ちしていく。ゲーム中である条件を満たすと隠しボスとしてギースが現れる。その際の対話デモにて、ギースから「サウスタウンは自分の街」「お前には消えてもらう」という事実上の宣戦布告をされる。ビッグはギースの支配者ぶりを嘲笑うも、彼の思い通りにさせる訳にはいかないため、「楽にしてやる」と言い放って戦いに突入する。 『ザ・キング・オブ・ファイターズ』(以下『KOF』と表記)シリーズでは、『KOF'96』(以下『'96』と表記)においてギース、ヴォルフガング・クラウザーとともに「ボスチーム」として出場する。組織、および組織内での自分の権力を拡大するため、ギースらを利用しようとするが、結局はオロチの力を探らんとするギースに利用されてしまう。その借りを返すべくゲーニッツとの戦いの後に部下にギースを狙撃させるも、銃弾はビリー・カーンの三節棍により防がれている。なお、『'96』でのビッグとギースの対面は『餓狼伝説』・『龍虎の拳』の時間の流れでは本来はあり得ないものである(ギースは『餓狼伝説』シリーズでの姿で登場するが、『餓狼伝説』シリーズは『龍虎2』から10年が経過した世界のため。『'96』での年齢設定もギースのほうがビッグよりも8歳年上と設定されている)。時系列がパラレルである『KOF』だからこそ可能な「ドリームチーム」である。 『'96』以降の登場デモではボディコン姿の2人の女性(彼女らの詳細は不明)を侍らせ、そのうちの1人が「彼はすごいわよ」と発言するが、何がどうすごいのかは不明。なお、『KOF'98』(通常版)のアメリカステージの背景や『KOF2002』のメキシコステージの背景でもビッグは彼女らと一緒に登場する。 アニメ『バトルスピリッツ 龍虎の拳』でもユリ誘拐事件の首謀者だが、本作ではタクマ・サカザキが絡んでこないため、その目的は「シリウスの瞳」と呼ばれる宝石を手に入れることに変わっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Mr.ビッグ (龍虎の拳)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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